書籍一覧 新刊
デイヴィッド・クリーガー詩集
『神の涙―広島・長崎原爆 国境を越えて』増補版
デイヴィッド・クリーガー氏が広島・長崎を訪れたのは1963年。衝撃を受けた彼は後に米国で「核時代平和財団」を創設し、半世紀近く核兵器撤廃に基づく真の世界平和を発言し続けてきた。彼がメンバーであるICANは2017年にノーベル賞を受賞した。彼が被爆者を記した詩集『神の涙―広島・長崎原爆 国境を越えて』は、長崎原爆資料館でロングセラーになり増補版が刊行することになった。(「帯文」より)
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翻訳:水崎野里子/解説:鈴木比佐雄 |
46判/216頁/並製本 ISBN978-4-86435-424-0 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
発売:2020年1月31日
目 次
著者略歴
はじめに
Ⅰ 原子爆弾
科学者たち
レオ・シラード
トリニティのあと
ポール・ティベッツ
ヒロシマ 一九四五年八月六日
八月の朝
ヒロシマの四季
山端庸介
短い歴史授業・一九四五年
神は涙で答えた
アイゼンハワーの意見
その爆弾
Ⅱ 生存者たち
下方の人々
ゆるして かあさん 沢田昭二のために
工芸品と灰
被爆者の深いお辞儀 松原美代子に
おばあちゃんの語り
原爆の人々
アインシュタインの後悔
犠牲者はどこへ行った?
広島の踊り
死と化す
被爆者は偶然の出来事ではない
Ⅲ 思い出
広島平和記念資料館にて
広島に落下されたその爆弾をどう呼ぼうか?
禎子と尺八
夢の庭
空に響け
長崎の鐘
爆心地の早朝 長崎・二〇〇二年十一月十八日
その爆弾が私達の神と化したとき
身を伏せ覆え―一九五〇頃
核兵器発射将校がどう行動すべきか
平行する二つの宇宙
Ⅳ 挑 戦
核兵器廃絶のための十の理由
最後の句読点?
想像力と核兵器
大統領
Ⅴ 地球破壊の脅威と核廃絶
講演録 核兵器による地球破壊の脅威と核廃絶